「プルガトリウムの夜」げんみ✖ 2023/1/21(ふせったー再掲)
たかはしさんの伏せを読んで
最終局面で智春くんがどうしたいかの答えをずっと待っていたのは、喜多館が「こうしたい」を言える立場ではないと思っていたから、が大部分を占めています。智春くんの願いを叶えてあげたいという気持ちももちろんありました。でも、大きな決断は心理的にも負荷がかかるので本当なら2人で半分こしなければならないところを喜多館はそのテーブルに着くことすらできませんでした。それは喜多館の弱さ以外の何物でもありません。自分がモズだとわかった上で、一度殺した相手に向かって「世界のためにもう一度お前を殺す」とは…言えんよ……。
ですのであの場面での喜多館はただの弱虫です。こちらこそ一緒にいてくれてありがとうなんですよね…智春くんが一緒にいてくれて、勇気と優しさを持って決断してくれたからこそ、今の喜多館は人間として刑事として生きていられます。ほんとにね〜……ありがとう…………
生きることこそが喜多館の受ける罰でありやるべき贖罪であれ……………………

他の方のふせを読んで、それぞれのエンドがそれぞれにとって良かったり苦しかったり、迷った末だったり即決即断だったり、本当にみんなのプル夜、私たちのプル夜なんだな〜って思いました。やっぱプル夜ってすげー!サイコー!!