「SANPLE」げんみ❌、「プルガトリウムの夜」げんみ❌ 覚え書きのような軽い感想文 2023/1/16(ふせったー再掲)
KPレス版のためA面→B面進行。
まずシナリオの構成が面白い!白い部屋から始まる探索者とPLで二人三脚で進むような感覚にされた(白い部屋で頑張る探索者、地の文で探索者のステータスというメタ要素を見るPL)後、「探索者のコピーの制作過程」だったと理解するまでの不気味さがとても良かった〜!!喜多館も私もにじり寄る恐怖に嫌な汗が止まらなかった…!!
プル夜エンドAの喜多館としては自分がもう1人この世に存在してしまうことは(喜多館がいる世界で喜多館の罪は無かったことになったとはいえ)絶対に絶対に絶対に無理だと思います。恐ろしすぎて。本当なら生きているべきではない人間(喜多館の自己評価はそうです)が、しかも自分と同じ顔で同じ考え方で同じ記憶で同じ生き方なんて、まさしく自分自身をある意味「第三者として」で見るなどおぞましいにも程があると思います。喜多館が喜多館として生きるしかない現状から、曲がりなりにも自分を殺せる状況になってしまったら喜多館は間違いなくコピーを殺します。その後は正気でいられるか怪しいです。一度殺したら二度も三度も同じ、どこかで誰かに言われたような言葉が頭をよぎってそのまま自分も殺してしまうのではないかなと思います。
……ここまで考えて、シナリオ後に記憶が残っているかどうかふんわりした表現でよかった〜〜〜〜〜〜〜!!!と思いました。はっきり記憶が残ってたら喜多館のメンタルがかなり具合が悪いことになっていた気がします。プル夜の記憶は絶対に二度と忘れるな!!!と思いますが、SANPLEの記憶は二度と思い出すな!!!と思っているPLの親心です。いや〜〜〜〜〜楽しかった!!!