プルガトリウムの夜 げんみ✖ 11月30日に寄せて 2022/11/30(ふせったー再掲)
たかはしさんの伏せを読んで、死んでしまった智春くんと今生きている智春くんが同一でないこと、一緒に世界を守ってくれた智春くんへの気持ちはやはり書き残しておいた方がいいと思い、今日この伏せを書いています。
今生きている智春くんは確かにあの日のことを経験していないし、話してもきっと受け入れるのは難しいかもしれません。
それでも喜多館にとっては、「あの日」を「智春くん」と一緒に駆け抜けた結果、今の智春くんがいるわけで、あの時と同じ人間ではないと分かってはいてもどうしても割り切れない感情はあると思います。今生きている智春くんに特別に目をかけて情を傾けることは、完全に喜多館の自己満足ですが、そうすることで喜多館が生きて智春くんとの日々を証明できるならそれで構わないとPLやわたは考えています。喜多館がこの世界を変わらず刑事として生きることは辛いことですが、それこそ死んでしまえば誰も知らない、何も起こってないフリをした世界だけが残ってしまうので…それはすごく寂しくて…。
智春くんの決断と勇気を絶対に残し続けたいです。そのために喜多館には生きてもらおうと思っています。
それに、喜多館が自分の犯した罪が存在しない世界を生きることって、「お前が罪を犯さなければこうだった」を死ぬまで見せられることだと思うんです。本当につらいし可哀そうだとは思うんですが、せめてその喜多館の苦しみが何某かの償いになればなぁと……。PLの親心としては、死に際にはきちんと満足して死んでほしいとは思いますが…。正義、貫けよ……。もう二度と忘れるんじゃないぞ…………。
あと、たかはしさんの伏せで喜多館のことを夜明けと表現してくれたこと、めちゃくちゃ嬉しかったです。夜明けになれていたなら、すごくすごく救われます。やわた的にはずっと夜のような男だと思っていたので、逆にこちらが照らされたような気持でいます。嬉しい。

書き散らし感想文の方に書いていたイメソンがあったと思うのですが、実はあれとは別にもう一つ私の中でイメソンがあって、それを書くかどうか通過後からずっと考えていました。

■2022/10/31追記の伏せより↓
エンディング後の喜多館から智春くんへ宛てたイメソン貼っておきます
くじら - 生活を愛せるようになるまで(Official Video)

■こっちは死んでしまった智春へ宛てたイメソンです。同じアーティストさん、同じアルバムに収録されていたと思います。
くじら - 四月になること (Official Video)

喜多館が智春くんを撃ったあとの世界は、救われたという意味ではまさしく春と表現できると思うんですが、こんなに寂しい春ってあるんだなって……ずっとずっと思ってました。


蛇足ですが、録画を見返していてしろめしさんの「シナリオ終了となります、お疲れ様でした」の宣言のあとたかはしさんと二人でうわ~~~!!!!涙涙涙ってなっているところマジで好きです。笑顔。






私の住んでいるところも今日は急に冷え込んで、曇りだったり雨だったりでした。明日も似たような天気だそうです。
喜多館、思い出しちゃうよね。
思い出すどころか、一日たりとも忘れたことなんてないだろうけど、
それはこれからも貴方がずっと背負っていくべきものです。
どうか苦しくとも辛くとも、その痛みは貴方だけのものだから、決して手放さないでね。
それに、貴方の隣にはもうひとつ大事なものがあるはずです。
自己満だろうとエゴだろうと、喜多館の正義を貫いてください。