VOIDげんみ× 書き散らし感想文 2022/12/12(ふせったー再掲)
一体何から書けばよいのやらなんですが、ひとまずめちゃくちゃ楽しかったです!!そしてみなさんへ最大級の感謝!!セッションが終わって感想戦もたくさんしてもらい、いろんなことを考えて話して一緒に泣いてくれて本当に本当に幸せいっぱいです。同じ熱量でセッションに取り組むって、個々人のプレイスタイルなどもあるため中々難しいことだと思うんですが、のきさんのたくさんの愛情と手間をかけてくださったVOIDを、同じだけ必死に駆け抜けてくれたこどうさん太郎さんねこさんとご一緒出来て最高です。私がこのVOIDの陣に加えてもらったときはこの中の誰ともまだ同卓経験がなく、皆さんにとってやわたは未確認生命体だったと思います。私も正直VOIDは憧れのシナリオだったので、PL・PC同士のコミュニケーションがうまくできるのかとても緊張していました。それでも温かく迎えてくださり、そして一緒にこの卓を生還してくれて感謝しかありません。本当に本当に楽しかった……VOID……すごいシナリオだ…………自陣…………好きだ…………

HO1 天竺くん・こどうさん
ぼいちって、ぼいちって……!!!!!!天竺くんの人生を思うと涙が出てしまいます。最後の最後までずっと頑張っていた天竺くん、こどうさん……本当に幸せになってほしいです。通話では少しお話しましたが、スパローの活動が今後実を結べば天竺くんの心を少しは軽くしてあげられるのかなと気づかされたので、もうめっちゃ頑張ります……!!アンドロイドも人間も自由に生きられる世界で、何にも縛られないで天竺くんがきちんと自分を大事にできて、やりたいことを見つけて羽ばたいていけるように、たまよとイブくんがします(一緒に頑張ろうねイブくん)。君の人生はきっとこれからだと思うから……、心を折るなと言うのは酷かもしれませんが、天竺くんならきっと歯を食いしばってそれでも歩み続けてくれると信じています。それでもどうしようもなくなったら、誰かを頼る勇気を持ってください。凭れかかる背中は思ったよりたくさんあると、知っていてくれると嬉しいです。出会ったときからたまよは天竺くんに対して「自分の意志をちゃんと話せる子」という風に思っていて、仕事もできるし、なんだかんだ優しさを持ち合わせているし、いい子だなぁという印象でした。年齢的にも10以上下なので、アンドロイドに冷たかったりツンツンしているところもまだ若いから、これからいくらでも天竺くんが自分自身で変えられるという気持ちで見守っていました。あと普通に他の人たちとの交流が可愛くて見守っていました。笑顔。後半の蘭ちゃん関連で開き直り最強無敵になる天竺くんが好きすぎるのでまたどこかで是非見たいです。ヒーラー覚醒も断髪差分も最高でした。

HO2 蘭ちゃん・太郎さん
私たちの光、蘭ちゃん……。シナリオ中ずっとずっと前を向いていて、関わる全ての人に優しい言葉をかけて、手を差し伸べてくれる蘭ちゃん、かっこよすぎて眩しくて本当に大好きです。太郎さんのRPで紡がれる蘭ちゃんと出会えてよかったです。そして太郎さんとも出会えて本当に嬉しいです!蘭ちゃんが最後まで優しさを貫き通してくれたおかげで、皆が迷うことができたというか、蘭ちゃんが貫いた道をしるべにしてここまで歩いてこれたという感覚があります。きっとこれからも天竺くんの隣で太陽みたいに笑っていてください。蘭ちゃんがたくさん頑張ってくれたぶん、幸せが訪れるはずです……というかそうでなければ私が辛いです……;;これから天竺くんと、未来で出会う人間・アンドロイドたちとたくさん関りを持って、世界を知るんですよね、蘭ちゃんは。刑事という職業柄、辛いことや傷つくことは避けられないと思います。それでも、私とたまよは蘭ちゃんが楽しい・嬉しい・好きだと思えることにたくさんたくさん出会えるように祈っていますし、蘭ちゃんと天竺くんとは違う方法でそれが実現できるように頑張りますね。たまよとイブくんとは道を違えてしまったけど、アジトにはたくさん遊びに来てください。いつでも歓迎します!元気にしているという便りだけでもくれると嬉しいです…。呼んでもらえたらすぐに駆け付けるからね!これからもずっと仲間だよ。

HO4 イベリスくん・ねこさん
俺の相棒~~~~~~~!!イブくんには伝えたいことがたくさんあるはずなのに、上手く言葉にできなくて…。それでもずっと変わらず確かなことは、たまよはイブくんを信じているし、相棒だと思って頼るということです。イブくんがたまよの知らないところでスパイをしていたとしても、イブくんがたまよを大切にしてくれていることは変わらない事実で、だから何があっても信じられました。だから自分がやっていることに対して必要以上に怖がらないで、たまよのことを信じて思い切り自分の思うままに好きなことをやってほしいです。スパイであることうんぬんもそうですが、イブくんは怖がりだなとずっと感じていて、イブくんの「自分はアンドロイドだから」という言葉を聞くたびに、きっと心の中に思うところがあるのにそれを押し殺して防衛線を張られているなと思っていました。それが寂しくもあり、同時にそれがイブくんの「感情」なのだとも思います。感情なんてものは人間でもコントロールはおろか、自分がどう感じているかなんて判断がつかないことがたくさんあると思います。特にマイナスの感情であれば自分の心を守るために「本当は悲しいけどこれは怒り」「本当は寂しさだけどこれは嫉妬」といった、ある程度の落としどころを見つけて自分で決めていくものだと個人的には思います。だから心のままに生きてほしいと願います。どんな感情も、それを持つのも選ぶのもイブくん自身だから、自分で決めていいんだよ。決められないなら一緒に考えるから、一緒に苦しませてほしいです。どんなイブでも、たまよは信じています。あの時いっぱいの勇気をもって選択をしてくれたイブくんをずっとずっとこれからも誇りに思います。たまよの方がふさわしい相棒でいられるように頑張らないとな…と思っているくらいです。これからも隣にいさせてね。大好きです。

KP のきさん
のきさん・・・・・・・・・・・・・・本当に本当に素敵な卓をありがとうございました;;;;めちゃくちゃ楽しくて幸せな時間でした;;お部屋もかっこいいし、演出は心臓に刺さって抜けません。スチルもたくさんたくさん、嬉しかったです。シナリオ中の感情でも泣いていましたが、それと同時にすごく贅沢をさせてもらっている実感があり、いっぱいいっぱい泣いてしまいました。のきさんがVOIDにかける思いをこの三日間で感じられて、のきさんに回していただけて本当によかったとご縁に感謝しています。たまよのCSを出した時点でHO3の選択やエンディングなど色々なことを悶々とさせてしまったかと思うと少し恥ずかしい気もしますが、それをずっと最初から最後まで心の内に見守っていただいたのかと思うとあったかすぎて…………やっぱりここに住みます……(すみません)。処理やNPCの多さに大変な苦労や時間を割いていただいたことも本当にありがとうございます。私もこんな最高なVOIDが回したいです。最高のキーパリングでした……かっこいい……うう、愛……大感謝です……。あと個人的に恭雅のRPがイケすぎてて照れて照れて変な汗をかきながらたまよとしてお喋りしていました。ショタっぽい声もすごく元気で可愛いのにイケボもご用意があるって、のきさんって、のきさんって…?また機会がありましたらのきさんのRPを浴びたいです。今度はPLののきさんともご一緒させてください!




感想戦で言いたいことは大概言えた気はしているんですが、個人的なメモとしてたまよのことを書いておきます。
エンディング後のたまよはまさに「ここからがスタートライン」なのかなと思います。刑事だったころから、そして10年前から追いかけていたものは事件の真相以外すべて彼女の手から零れ落ちていきました。それでも失ったものを振り返って立ち止まるにはまだ早すぎると思います。まだ何も成していない、それは本人が一番分かっていると思います。たまよは元公安ですが、本人の自己評価はそこまで高くなく、というか10年前から下降気味です。恭雅は自分を庇って刑事をやめた後どこかへ消え、あずかり知らぬところで何かをしているけれど、頼ってもらえない。心ちゃんはいつまで経っても見つけられない。ドロ課でも皆を守れず危険に晒し、ずっと心のどこかでくすぶっていたと思います。そんな中でさいごのさいごに恭雅からスパローを託したいと言われたら、断れるはずがないんですよね。元々の信条やイブくんと過ごした日々もあり、アンドロイドも人間も変わらないというのはずっとたまよの中の思いですし。それにあの時点では心ちゃんも見つかっていなかったので、もうこの方法しかないと、選択も何も、最初からたまよにはこの道しかなかったとさえ思います。自分自身を変える機会を他でもない恭雅がくれたのだと思うと、やっぱり永遠に敵わないなと思います。終始かっこよくてずるい男でした。たまよの相棒だったなんて信じられないくらい、というか、スパローのリーダーであることの方が本当の彼のありのままだったのかなと今となっては思います。
たまよは「キョウ」にはなれませんし、リーダーという立場にも中々慣れないと思います。それでも叶えたいことは恭雅と同じだから、絶対に諦めません。彼女が生きている間に実現するのかどうかも分からない困難な理想ですが、諦めることは眼中に全くないです。きっとこれが自分のやるべきことだったんだと、心情的には安寧を得たのかもしれません。それに隣には綺麗でかっこよくて頼りになる相棒もいますので。
卓中何度か聞かれましたが、たまよは恭雅に対して恋愛感情はありません。どちらかというと刑事として優秀だった彼へのあこがれや劣等感・申し訳なさなどを抱いていたんじゃないでしょうか。関係としては気の置けない友人という感覚でRPしていました。恭雅・心ちゃんの兄妹が仲良さそうにしているのを眺めるのが好きだったと思います。ティアベルをくれたことも、プレゼントくれるなんて珍しいし、変わったものをくれるんだなぁくらいにしか思っていません。今でもそうです。恋愛方面に対するキャラ設定を全く決めていなかったこともあり(そういうことを考える余裕がなかったキャラだと思っています)、めちゃくちゃ鈍感ラノベ主人公みたいになってしまいました。フフ…汗……
心ちゃんと再会したときに10年前の約束をきちんと覚えられていてよかった…PLやわたは情報が多いと見落としや忘れが発生しがちなのですが、キャラの解釈的にはたまよが忘れるはず無いので、本当に本当によかった…………。心ちゃん、恭雅に会わせてあげたかったな……多分兄が死んだことも分かっていたんだろうけど、どうしても言えなかったよ……。ずっと頑張ってくれてたんだね、そういうところお兄さんにそっくりだね…………。白瀬兄妹、何か一つでもお返しができたらよかったな…………。たくさんのものをくれたのに、救えずに見送ることしかできなくて苦しい…………ごめんね、ごめん…………
だからこそ、たまよは立ち止まれないし、今はまだ白瀬兄妹へ何か伝えるべきではないのだと思います。二人の前に胸を張って立っていられる自分になるために、二人が笑顔を見せてくれる世界を作るために、今はイブくんと走り続けます。たまには泣いてしまうかもしれないけど、それまではさよならは言いません。見守っていてね。泣くときはイブくんの肩で泣かせてもらいます。



■エンディング後のたまよのイメソン
ASCA 『Howling』
これからのたまよは一言でいえば「決意」かなというところから。

■二人の相棒へ
Vaundy 『二人話』
恭雅の手を取れなかったことも、イブくんの手を取ることも、運命だったんだなと思います。

■個人的な心ちゃんが歌ってそうな曲。
METEOR / DIVELA feat.初音ミク
場面のイメージ的にはスローテンポの曲なんですが、彼女の明るい性格的にアップテンポもありなのかなと。
心ちゃんの歌をさいごに聞けてよかったです。







書きたいこと多すぎて終わらないので一旦ここで〆ておきます…!追記があったらまた更新します。
本当にみんなありがとう!大好きです。


■2022/12/14追記
話はしたけど個人的にメモとして残しておきたいため
たまよの名前の由来・キャラデザについて
白瀬との対比で「黒」をベースに考えています。古文などで黒髪が美しい様子を「ぬばたまの」という枕詞をつけて表現したりするところから、「ぬば」と「たま」に分解し、少しもじっています。苗字が仲鉢という珍しいものを選んだため、バランスを取るため下の名前はシンプルに平仮名でたまよです。ぬばたまはヒオウギという植物の種子を指すため、みんな植物に関連する名前だな~とこっそり思っていました。たまよだけ分かりにくくてすいません。あとシナリオ後じゃないと名前の由来の話もできなくてもどかしかったです。
キャラデザについては白瀬との対比のこともあり、黒髪にすることはすぐに決まり(他陣のぼさんが黒髪なのを見ると意図はどうあれ「本当に分かる」という気持ちになります)、あとは私が好きなものをこれでもかと詰め込んだだけです。ただ、過去だけに固執する女でいるのはかっこ悪いと思ったので目の色はイブくんに寄せています。