「庭師は何を口遊む」「花毟る」ネタバレ有、げんみ✖
庭師HO1で花毟るを通過してきました!の感想です







身体に花が茂る時点でもう、庭師PCへの適性がありすぎるシナリオだ!と思ってましたが、
こ~~れは庭師HO1に……オススメ、なのか……?私は楽しかったな………

伴場の立ち絵に生やす花、いろいろ考えたけどあまりにもなお花のチョイスよりは
概念としてのお花がいいかなと思って特に種類のないお花の素材を借りました。
伴場自身が花という大きな括りで捉えていると思うので……詳しくもないだろうし、
庭師の一件以降も自分から花に触れようとは思わないだろうから。
ただ、シナリオ内でも言った通り花に対する嫌悪感はありません。
「……花、嫌いではありませんよ。言葉がなくとも、伝えられるものがありますから……」
「ただ、私が身に纏うものではない……それだけだと思います 相応しい人にこそあるべきだと……。すいません、独り言です」
これに尽きると思います。
伴場が花や植物についてどう思うかなんて、問われて初めて考えましたが
割かしすっと出てきたなという感じでした。言葉選びは悩んだけど……!

上二つの台詞は完全に相模原さんに咲いたアイビーのことを指して言っています。
死んでもなお、伴場に伝えようとしてくれた(と伴場と私は思っている)こと、
お花みたいに可憐な女性であること、悲しいけれどアイビーが似合うこと……。
あの時あの場所で彼女にあの花が咲いていなければならなかったと伴場は思います。
相応しいことが悲しくもあり、愛おしくもあり、でも何にも代えがたいものです。

基本的に「あのときああだったら」「こうしていれば」のたらればは考えていませんし、
一番いいとは言わないけど、あの時の自分たちにできる最大限をやったと思っています。
だから彼女を取り戻したいと思わないし、庭師の一件で経験したこととそれで抱いた感情も、誰に何と言われようと抱き続けると思います。
それこそ誰にも誰にも侵されるべきではない、伴場だけのものだと思うので。
こう考えたときに今後の伴場って、零課の皆の自尊心や尊厳を守るのに必死になるんじゃないかなって思いました。
後悔するなとは言えないけど、それでも全てを捨てないでほしいし、
ずるいやり方だけど、誰かが大事に想っている自分自身を大事にしてほしいです。
どこにいたって何をしてたって、もう会えなくてもずっと皆のことが大好きだなぁ……。

前もどこかの感想で書いたけど、伴場の相模原さんへの愛は永遠で不変なんですよね。
だから伴場自身は生きていて進み続けるけど、停滞の要素も持っているちぐはぐな女です。
元々未亡人をコンセプトに作っているキャラだしね!

いや~それにしても普通に怖いシナリオだったな!!!
描写も気持ち悪かったりホラー的に怖かったり、
よく分からないダイスで悪寒に震えたり、おもしろかったー!

回してくれた缶さん、ありがとうございます!
伴場のことも気にかけてくれて嬉しかったし、いつも缶さんの愛情に包まれてホニャホニャ甘えてしまうな~。また遊んでねー!